
というあなた。
本記事では…
●「悲しみの忘れ方」の概要
●「悲しみの忘れ方」を見たファンの評判
●「悲しみの忘れ方」の要約
●印象に残ったシーン3つ
●見た感想
の流れで、本作の魅力を徹底解説していきます。
ドルオタ歴7年目の筆者が要約&感想を述べています。まだ見ていない人も、何度か見た人も楽しめるようまとめました!
*ネタバレ有りです
Contents
1.『悲しみの忘れ方』とは?
2011年にAKB48の公式ライバルとして誕生したアイドルグループ、乃木坂46の3年間の軌跡を追う音楽ドキュメンタリー。
変化の中で輝き続ける彼女たちを追う…。
出展: yahoo!映画
監督: 丸山健志
企画: 秋元康
出演: 乃木坂46一同、松井玲奈
ナレーション: 西田尚美
配給: 東宝映像事業部
公開日: 2015年7月10日
2.『悲しみの忘れ方』の要約
要約として、話の流れをザックリ説明していきます。
完全ネタバレ有りです。
既に閲覧した人は内容を思い返しながら…まだ映画を観ていない人は観てから…この章を読み進めてください!映画の流れ通りに要約しています。

●生駒里奈の過去
→自宅の訪問
→母校の訪問(握手を求め大騒ぎ)
→イジメにあっていた小学生回想
●西野七瀬の過去
→独りが多過ぎるホームビデオ
→中学・高校時代の回想
→お爺ちゃんの家で鍋を食べる
●橋本奈々未の過去
→貧乏過ぎた大学時代を振り返る
→オニギリを投げた奇行の話
→地元旭川を訪問
●白石麻衣の過去
→超レアな中学時代の黒歴史の話
→女子テニス部が敵だった
→「過去の自分は好きじゃない」
●生田絵梨花
→幼少期のピアノ苦労話
→衝撃の中学受験失敗談
→舞台への想いを語る
●乃木坂46加入へ
→主要メンバー5人加入への想い
→合格発表映像を振り返る
→メンバー合格後の想い
●乃木坂46の活動を振り返る
→寮生活や地方勢の苦悩について
→レッスンのレア映像
→AKBコンサートでの初披露
(円陣のデカさの違い,ぐるカー)
→はじめての握手会
→選抜発表&キャプテン就任
→16人のプリンシパル
→4枚目&6枚目シングル選抜
→まいやんの初センターLIVE
→8枚目選抜&ななみんのスキー
→生駒ちゃんのAKB兼任
→ななみん&生ちゃんの休業
→全ツ「君の名は希望」
→さゆりんのスキャンダル
→紅白歌合戦出場を逃す
→2015年になってのメンバー
→3rd Year Birthday LIVE
→生田絵梨花、大学へ
→白石麻衣が未来を見据える
→橋本奈々未、家族への想い
→西野七瀬、成長した姿
→生駒里奈、合唱のプレゼント
→堀未央奈、髪を切る
エンディングは12thシングルに収録された「悲しみの忘れ方」です。生駒里奈がセンターを務め、感動的な歌詞と曲調に仕上がっています。
3.ファンからの評判
ここでは、Twitterをもとに「映画を観たファンの感想」を紹介します。
『悲しみの忘れ方』
— ☠️背◢⁴⁶骨☠️ (@1192seborn) September 18, 2019
乃木坂46…彼女たちがただ可愛いから…もしくは大人たちのお膳立てだけでそこに立てているわけではない事を証明するドキュメンタリー。自分の事がキライ、自信がない、不安…弱さを成長に繋げていく強メンタルの持ち主たち。彼女たちだったからこそ今の乃木坂はある。#背骨映画 pic.twitter.com/k13c8DLP32
好きな映画は何ですか?って聞かれたらこれから何年、何十年も「悲しみの忘れ方」って言うと思う。
— ばろっと (@Balutbalut46) May 8, 2018
映画、ドラマで泣けない自分が唯一泣けた映画。
一回見たらもう終わりの自分が何回も見てる映画#工加みね #悲しみの忘れ方 pic.twitter.com/nrUdYWqMEd
悲しみの忘れ方 すごく感動しました
— こ う へ い (@Kohei_773) May 20, 2017
いろんな思いを胸にしたメンバーが
乃木坂46という一つの団体になって
いくつもの坂道を登ってきた軌跡は、
言葉では表すことができないほど
本当にすばらしいものだと感じました
乃木坂46に出会えてよかった
乃木坂46を好きになれてよかった pic.twitter.com/90aTMQPX6S
https://twitter.com/qibZiabIxtjcXOJ/status/835483306049228800
『悲しみの忘れ方』やはり人は変われるのだということに尽きる。苛烈な虐めの経験を述懐する生駒、白石、西野。辛苦の果てに仲間の痛みを誰より理解する彼らが乃木坂46の根幹を形成していくまでの魂の昇華こそ枢軸たる所以である。この映画は必見だ。 pic.twitter.com/nbvTjLknn0
— stamp-hobby (@stamp_hobby) July 10, 2015
4.印象に残ったシーン3つ
本作に登場する名シーンの中から、7年目のドルオタである僕が「コレは…」と思ったシーンを3つ取り上げます。
①生駒「なんで分けるのかな?」
生駒ちゃんの印象に残っているのは「劇場版 悲しみの忘れ方」に収録されているワンシーンです。
— やーたか (@jito1130) December 28, 2017
プリンシパルの舞台裏でネガティブな発言が多かった松村さんに檄を飛ばしていた生駒ちゃんを見て、乃木坂46という大きな歯車の中心にいるのはまさに彼女なんだなぁと思いました。#生駒里奈生誕祭 pic.twitter.com/fU9rsucPZe
おいでシャンプーの選抜発表を振り返り、生駒ちゃんがこんな発言をします。
なんで、分けるのかなって思って。せっかく33人いるのにさ…。
(中略)
全員がいなきゃ、できないものだから…。一人一人が本当に大切だから…。
乃木坂46は人数の都合上、選抜/アンダーと分かれるシステムを取っています。
いまやその選抜発表も定番となりました。ですが当時のメンバーからすると、努力も知らないで勝手に「下」と決められ、活動頻度が少なくなることに悩みや憤りを感じたことと思います。
またその制度時代に疑問を抱き、当時からグループ全体のことを見ていた生駒ちゃんの視野の広さにも驚かされたシーンでした。
②なぁちゃんの自立
「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」弾丸舞台挨拶で主題歌歌唱、西野七瀬ら地元凱旋で涙 http://t.co/GXLiezG88u pic.twitter.com/ToiV2XuTlt
— ミュージックマン (@musicman_net) July 13, 2015
映画の中盤、なぁちゃんのお母さんが「洗濯物を干している七瀬を見て悲しくなった」と発言するシーンがあります。
なぁちゃんを「親がいないと何もできない」…そんな子に育てたつもりだったと。
しかしそれでもなぁちゃんは1人で上京し、生活面はもちろん、厳しい芸能界の仕事をこなしたのです。
いやはや…元々明るい性格でもなかったのに、これほどたくましく成長するって本当に尊敬だなぁと僕は感動しました。
「人は変われる」ということを理解させてくれる、勇気をもらえる名シーンの1つです。
③さゆりんのスキャンダル
このシーンはみんながグッと来たところだと思う!!!悲しみの忘れ方聞きながらこの場面は泣けた‥‥!!!#共感できる人RT#感動した人RT#白石麻衣 松村沙友里
— NOGI⊿ (@vPUqdQCr8zcfqPI) February 4, 2016
RTしてくれたら全員フォローします!! pic.twitter.com/Ndi0NH0Cdl
僕も当時衝撃を受けた事件ですが、「果たしてスキャンダルを取り上げるのか?どこまで映すのか??」と公開前から気になっていました。
その結果、思ったよりシッカリ映画内で取り上げてくれて、ファンとして知りたい部分を知れたのは良かったですね。
・メンバーへの謝罪シーン
・周りのメンバー事件への想い
・ななみんの男性への怒り
・当事者さゆりんの想い
・活動継続の発表シーン
などなど、生々しい部分もキチンと映像にしていて、アイドル活動に対する「スキャンダルの影響力」の強さを感じずにはいられませんでした!
またさゆりんが孤立するシーンもあるのですが、正直あそこまでダメージを受けてもなお活動を続けたい…という想いが僕には理解できなかったですね(笑)
そんな継続について本人は、「応援してくれている人もいたから続けると決めれた」と仰っています。
が、おそらくプラスで「職を失ったら生きていけない」みたいな鬼気迫る感情もどこかにあったのだろう…と僕は考察しました。そうじゃなきゃあの状況で戻ろうと普通思えないですよね(笑)
4.感想

アイドルの存在意義とは何か?
それは「成長する姿を見せて、見た人に勇気を与えること」だと僕は考えています。
実際、乃木坂2ndドキュメンタリー映画にて監督, 岩下力さんも『アイドルドキュメンタリーの王道は成長する過程を撮ること』だと述べています。
そして、今回紹介する「悲しみの忘れ方」は、まさにそんなアイドルドキュメンタリーの王道映画だと感じました。
初期からのセンター生駒里奈を中心に、メンバーを幼少期から振り返り、両親の解説付きで成長を明かしていく…
そして、困難を乗り超えながら成功していく過程を、当時の心境や裏側のレア映像とともに振り返る…
古参ファンは「懐かしい…」と想い出に浸りつつ感動でき、新規ファンは「こんな苦労をしてたのか…」と乃木坂の良さに気付いて好きになる。
つまりベタだからこそ、わかりやすく人を感動させることのできる名作ドキュメンタリーに仕上がっているのです!
また、実はAKB48のドキュメンタリーなどより評価が高いのですが、その理由として「メンバーの過去が暗い」のが挙げられます。
学生時代イジメを受けていた、引きこもりだった、友達が少なかった、厳しい習い事に耐えていた…
こんな「芸能人とは思えない暗い過去」を持ちながらも、段々と芸能界で花開いていく姿に、多くの共感が寄せられたのです。
人間、誰しも暗い部分はありますからね。
それを赤裸々に見せたのが親しみを感じさせ、良かったのだと考察しています。
では感想の最後に、劇中にあった西野七瀬の名言を載せて終わります。
失敗するのが嫌だとかじゃなくて、それに挑戦したみたことで、結果がわかるのが良い。
出た結果が「すごく良かった」「普通だった」「あー,全然ダメだった」…ってなるけど、そのどれかを知るっていうことが、自分にとって良いこと。
人は変われる…。
乃木坂メンバーはいつもそれを体現してくれているからこそ、見た私たちは勇気をもらえ、人生が明るくなっていくのだと思いました。
p.s.
乃木坂46『悲しみの忘れ方』は、動画見放題サービスの「フジテレビ・オンデマンド」にて無料視聴できます!
その方法を下記の記事で解説していますので、「もう一度見たい!」というあなたはぜひ試してみてください
また、乃木坂にとって2作目であるドキュメンタリー映画『いつのまにか、ここにいる』を観た感想も下記に載せています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは~、ダンケ!
乃木坂46のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方』を見たから、内容の要約と感想を見たい!