
日向坂の2ndシングル『ドレミソラシド』って、なんで「ファ」が無いの??
…という疑問をお持ちのあなた!
今回は、どこよりも分かりやすく『ドレミソラシドにファが無い理由』を解説していきます。
結論からいうと、曲名にファが無いのは「ドレミの鍵盤+横断歩道+恋の芽生えを表現したかったから」です!
本記事を読めば、100%ドレミソラシドの意味がわかります。ぜひ最後までご覧ください。
『ファがない理由』を図解
いきなり本題です。「なぜファが失くなったのか?」の理由を説明していきます。
(自称トップオタのボク的には)大きく分けて3つの理由があると考察したので、1つずつ解説していきますね。
①ドレミの鍵盤と横断歩道を対比したかった!
ファがない理由の結論から言うと、ピアノの「鍵盤」と「横断歩道」を比喩として表現したかったからです。
どういうことなのか?まずは下記の歌詞をご覧ください。
横断歩道渡ってる時 君からドレミが聴こえてきたんだ
出展:J-Lyric
シチュエーションとして、主人公の男の子は仲の良い女友達だった「君」が、横断歩道でドレミを口ずさんでいた瞬間に恋に落ちます。
*絵で描くとこんな感じ↑
このときのポイントは「鍵盤と横断歩道の白黒=並び方」です。
鍵盤は本来、下記画像のように「ミとファの間が白→白」と続きます。しかし、それでは横断歩道のように白黒交互にならないですよね?

そこで、鍵盤と横断歩道が対比されていることを示すべく、曲名から「ファ」を失くしたのです。

そうすれば見事に、鍵盤の方も白黒交互に表せるというカラクリです。凝っているようで、言われてればシンプルな理由っすね(笑)
②「恋はいきなり訪れる」ことを表現

ただ、ここで1つ疑問が湧くはずです。

そもそも、鍵盤や横断歩道を表して何を伝えたいの?
秋元康先生は「鍵盤と横断歩道」を持ち出して、何を伝えたかったのか?
その答えも、実は歌詞を見ればわかります。以下をご覧ください。
恋はいつも突然
ドレミの“ファ”をすっ飛ばし(て)来るんだ
シチュエーションは、主人公の男の子にとって相手はそれまで普通の女友達だったのに、急に恋心が込み上げてきた状況です。
その自分の気持ちに動揺し、彼は「恋ってドレミファソラシドでいう、1つ音階(=ファ)をすっ飛ばした感じでくるな」と思います。
つまりファがないのは、色々段階を飛ばして訪れる「恋のいきなり感」を表現していると言えますね。
③好きになったのが「横断歩道を渡っていた時」だった!
さらに結論に迫ります。思い出して欲しいのは、主人公の男の子が好きになった瞬間が「彼女が横断歩道を渡っていたとき」だったということ!
このシチュエーションを含めれば、自ずと曲名から「ファ」が失くなった理由が見えてきます。
- 色んな段階をすっ飛ばして、急に芽生えた恋心
- 相手の女の子が口ずさんでいるドレミ
- 相手の女の子が「横断歩道」を渡っていた時に好きになったこと
この3つの要素が重なり、主人公は「ドレミソラシド」という言葉を思い付いた…そんな解釈ができるのです!

恋が芽生えるいきなり感+ドレミの音階+横断歩道の白黒=ドレミソラシド
…というのが結論です。
p.s.
秋元康先生の想像力によって、「恋に落ちる瞬間と横断歩道とドレミ」がうまく混じり合い、2ndシングルの曲名が完成しました。
こうやって歌詞を理解すれば、日向坂46をもっと楽しめることも今回わかっていただければ、とても嬉しいです!
また、本ブログでは日向坂46のオススメ曲を別記事にて紹介しています。
今回のように日向坂をもっと楽しみたいあなた!ぜひ色んな曲の良さを知ってください↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それでは~、ダンケ!
面白かった。読みながら ファはファイトのファ という歌詞が思い浮かんだ。もしかしたら勇気がないって事? なんて思いました。